【青森 下北半島】 本州最北端 絶景ドライブ その1 <恐山/尻屋崎/薬研温泉>

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8月頭の土日を使って、青森の下北半島ドライブにいってきました!

今回は一人旅です。

 

青森は、私の中で好きな都道府県ランキング第4位で、なんと今回で6回目の訪問です笑

(ちなみに1位北海道、2位沖縄、3位長野です)

 

友人に青森が好きといっても、え?なんで?と言われるし、

青森出身の人に、青森めっちゃ好き!っていっても、え?なにもなくない?笑

と言われる始末。

 

たしかにメジャーな観光地はそこまで多くないですが、

観光地開発がそこまでされていないものの、

絶景だらけの超オススメスポットがたくさんあります。

 

その中でも今回ちゃんと巡ったことのなかった下北半島にいってきて、

大満足の2日間だったので魅力を、2部構成で最大限伝えようと思います!

 

 

 

【恐山】死者を送り出す神秘の地で、地獄と極楽浄土を感じる

恐山という名前は聞いたことある人も多いと思います。

下北半島、もしくは青森県の観光スポットといえば、だいたいあがってくる場所ですね。

 

ただ、なんとなく怖いから行きたくないなんて方多いのではないでしょうか。

たしかに名前は怖いですが、別にそういう場所ではないです。

 

 

 

恐山は日本三大霊山の1つで、霊山とは信仰の対象になっている山のことです。

また恐山という山があるわけではなく、この辺りにある8つの山の総称となっています。

一般的に観光地として言われているのは、正確にはこの恐山の中にある、

菩提寺」というお寺になります。

恐山 下北半島 菩提寺

 

このお寺には死者の魂が集まると言われており、死者を悼む場所になっています。

境内には、地獄のような硫黄のにおいが立ち込める岩場と、極楽浄土のような美しく寂しさもある湖畔があり、

全体を独特な静寂が包み込んでいてまさに死後の世界を感じさせます。

 

普通にお参りをした後、まずは地獄めぐりです。

恐山 下北半島 菩提寺


このような岩場がかなりの範囲で広がっています。

この中には色んな名前が付いた地獄と仏像さんがたくさんあります。

 

恐山 下北半島 菩提寺

恐山 下北半島 菩提寺

恐山 下北半島 菩提寺

恐山 下北半島 菩提寺

恐山 下北半島 菩提寺

 

調べても意味がよくわからない地獄もあったり、

仏像さんもたぶん30種類くらいあるんじゃないでしょうか。

 

寺社仏閣や仏教に興味がある方は非常に興味深い場所だと思います。

別にそういったものに興味がない方も、他のお寺にはない独特の雰囲気は

十分楽しめると思います。

 

こんな地獄のようなゴツゴツした場所を抜けると、

極楽浄土のような神秘的な宇曽利湖の湖畔にでます。

 

恐山 下北半島 菩提寺

 

宇曽利湖はカルデラ湖で、白い砂浜と青い水面が魅力的です。

ただ、ここも他の湖とは全く違う雰囲気があります。

 

美しい景色の中になぜか寂しさがあり、死者の魂が安らかに眠る場所といわれると

とても納得感があります。

 

恐山 下北半島 菩提寺

恐山で風車をイメージする方もいるかと思いますが、

静寂の中、風車がカラカラまわる音もまた独特な雰囲気をつくりあげます。

この風車は、子供の霊を慰めるためのものだそうです。

 

恐山は怖い場所ではなく、神聖な場所で心安らぐ魅力的な場所ですので、

ぜひみなさん行ってみてください。

 

【尻屋崎】馬と灯台が魅力的!マイナーだけど超きれい

尻屋崎は地図上でいうと下北半島の右上の岬です。

斧の形に似ているから"まさかり半島"とも呼ばれますが、それでいうと柄の先端部分ですね。

 

わたしは日本全国旅しているので、いろんな岬にいってきましたが、

尻屋崎はトップクラスに魅力的な場所でした。

 

下北半島 尻屋崎 ドライブ

下北半島 尻屋崎 ドライブ

青い空と海、草原に映える白い灯台と、放し飼いにされた馬たちがのどかな雰囲気をだしてます。

 

小さな食堂および売店はありますが、

そこまで観光地化されていないのも素晴らしいですね。

人もそんなに多くなかったです。

 

灯台のふもとまでいけるのですが、そこから見える海もとっても美しかったです。

下北半島 尻屋崎 ドライブ

下北半島 尻屋崎 ドライブ

 

おもわず30分ほどぼーっと眺めてました。

青森好きな理由の1つなんですが、青森の海って本当にきれいなんですよね。

 

また写真はないですが、尻屋崎への道中もとっても楽しいです。

風力発電用の風車がとんでもない量現れたり、

工場萌えの方必見の三菱マテリアルの石灰工場の中を通ったりします。

 

下北半島にきたらここは絶対外せないです!

 

【薬研温泉】設備が整って誰でも入りやすい秘湯!

 

薬研温泉(ヤゲンと読みます)は下北半島の秘境温泉です。

昔は温泉旅館やホテルが数件あったらしいのですが、いまや1件のみ。

 

ただ、日帰り入浴できるところが2か所あり、

わたしがいったことある温泉で最も秘境で、また行きたい!と思える温泉でした。

 

日帰り入浴できるのは、「かっぱの湯」と「夫婦かっぱの湯」です。

今回訪れたのは夫婦かっぱの湯ですがかっぱの湯は無料の温泉で超高温らしいです。

熱いのは苦手なので夫婦かっぱの湯にいきました。

 

薬研温泉 下北半島 ドライブ 秘境 かっぱの湯

 

奥薬研レストハウスというところに併設されている温泉で、入浴料は230円です。

源泉かけ流しの温泉で、石鹸・シャンプーの使用は禁止です。

 

誰もいなかったので写真撮っちゃいました。

 

薬研温泉 下北半島 ドライブ 秘湯

薬研温泉 下北半島 ドライブ 秘湯

簡素な施設ですが、キレイに整えられていて、かつ秘湯感がしっかりあってワクワクします。

 

気になる浴槽はこちら!

薬研温泉 下北半島 ドライブ 秘湯

川の流れを見ながらゆっくり浸かれる最高の温泉です。

しかもぬるすぎず熱すぎずずっと入ってられます。

 

旅にいったら必ず温泉地を探して入っていますが、過去一番の満足度!

と言いたいところですが、大きな難点が一つ、、、

 

アブがめちゃくちゃいます、、、とにかくウザい、、、

 

アブが嫌になってすぐあがっちゃいましたが、

アブがいるのは夏だけらしいので、春秋に行けば大満足できるはず!

 

道中、寂れた雰囲気をものすごく感じますが、ぜひみってみてください。

 

下北半島の旅の仕方

まだまだ下北半島の魅力を伝えたいのですが、その2にしたいと思います。

今回は最後に下北半島の旅の仕方をお伝えします。

 

まず下北半島旅の拠点はおそらく「むつ市」になると思います。

むつ市に宿をとって車で周るのが一番スムーズです。

 

むつ市までは新幹線の新青森駅八戸駅からも3時間、

青森空港三沢空港からも3時間かかるので、ここらへんで車はあまり得策ではないかもしれません。

 

青森からJR大湊線むつ市までいってそこでレンタカーが一番便利です。

 

今回は諸々都合もあって八戸駅から車でがんばりましたが、

大湊線は車窓からむつ湾を眺めることができるので、移動も楽しいですよ。

 

また、むつ市は青森の中でも大きな町なので、

基本的なインフラは一通り揃うのでご安心を。

 

それでは今回はこの辺で!

 

その2(仏ヶ浦、大間崎、桑畑温泉)はこちら

inatabi.hatenablog.com

 

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