【蓼科山 登山】 もののけ姫の世界と山頂グルメに舌鼓

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9月3連休一発目!

前泊で長野県の蓼科山(たてしな)に登ってきました!

 

天気は午前はずーっと霧雨だったのですが、

そのおかげでとってもいい景色を見ることができました。

 

初心者向けの定番ルートではないですが、とっても素敵なルートでいきました。

 

コースはこんな感じ

大河原峠~双子池~天祥寺原~蓼科山荘~蓼科山頂~蓼科山荘~大河原峠

コースタイムは休憩を除いて6時間です。

 

最後にふもとエリアのグルメも紹介しています。

 

  

大河原峠~天祥寺原で感じるもののけ姫の世界!

蓼科山の登山口は7合目口がメジャーですが、今回は大河原峠というところから登りました。

 

JR茅野駅から車で1時間くらいで、 駐車場もそれなりにあるので安心です。

 

登山口はこんな感じ。

蓼科山 大河原峠


晴れてたらすでにきれいな緑がひろがってるんだろうなぁと思いながらの出発。

ここからまず向かうのは双子山というちょっとしたピークです。

 

まったく息も乱れない程度なゆるやかな登りを20分程度いくと、

双子山に到着です。

 

双子山 蓼科山

双子山 蓼科山

 

あぁ晴れてたらとても気持ちよさそう。。。

そんな思いを抱きながら、霧雨だし立ち止まることなくすぐ進みます笑

 

そして目指すは双子池。

蓼科山 双子池

 

双子池までの道はほんとにハイキングって感じです。

スニーカーでも全然いけるのでは。

 

蓼科山 双子池

濡れた笹の葉がきれいです。

 

そして出発から1時間かからず双子池に到着です。

蓼科山 双子池

 

双子池は2つあるので双子池(だと思います)

上が雌池。

下が雄池です。

蓼科山 双子池

霧が幻想的ですね。

 

ここで雨が霧雨から本降りに変わったので、池の目の前にある双子池ヒュッテで1時間ほど雨宿りです。

(池の写真も雨の中向こうまでいくのがめんどくさくて遠くからです笑)

 

事前の天気予報でも雨は全く降らない、ということだったのですが、

引き戻すか検討していたところ、また霧雨に変わった上、

午後は晴れる予報は変わっていなかったので続行です!

 

雌池の周りを4分の3周くらいして天祥寺原を目指します。

蓼科山 双子池

 

そして霧雨の中歩いていくわけですが、わたしも同行者もここから天祥寺原までの道のりで、

ワクワクが止まらなかったのです。

 

なぜかって、もののけ姫の中に飛び込んだかのような登山道!

蓼科山 もののけ姫

蓼科山 もののけ姫

蓼科山 もののけ姫

 

とにかく岩も倒れた木々も苔に覆われてなんとも美しい。

しかも雨で湿って霧がでている空気感もまた雰囲気をだしてくれます。

 

後で山頂の山小屋のおじさんに聞いたのですが、

蓼科山ふくめ八ヶ岳が本当にもののけ姫の舞台らしいです。

 

そんなこんなでモチベーションもあがり、スタスタと歩けました。

 

途中にはまた亀甲池という池も現れて、またまた幻想的。

蓼科山 亀甲池


そんなこんなで出発から約3時間弱で天祥寺原に到着です。

ここはここで、笹とまばらに生えた針葉樹がとってもきれいです。

 

ここまでは涼しいこともあり、ほとんど汗もかかず、

500mlの水が半分も減っていませんでした。

気持ちのいい森林浴という感じ。

 

さあここから一気に頂上に向かって登っていきます!

 

天祥寺原~山頂 ゴツゴツな道を登った先の山頂グルメ

本格的な山登りはここからです。

急に険しくなっていきます。

 

まずは山頂から30分手前の蓼科山荘を目指します。

急に現れるゴツゴツの岩の道。

森の中からここに出てくるのですが、本当に道これで合ってる?と思いながら、

目印を見つけてしまいました。

 

しかもまあまあ浮石が多くて若干怖い。

 

この後もこんな感じ。

1時間20分ほどひたすらゴツゴツ道を登り続け、ようやく蓼科山荘に到着!

 

急にきつくなったのと、朝ご飯しっかり食べていなかった同行者のハンガーノックにより、

ここでしばらく休憩。

 

ハンバーグカレーとかあったので、時間次第でお昼ご飯でもいいかもしれないです。

 

でもこの後にさらなる急登が待っていたのでした。

ラスト30分!山頂までいこう!となって目の前に現れたのがこの道です。

え、垂直じゃん(ウソ)

初心者向けと聞いていたので、舐めてきたのですが予想以上。

1個1個の岩も大きくてこれが30分続くので、まあまあきつかったです。

 

写真撮るのも忘れてました。。。

 

手も使いながらがんばって登ったらようやく山頂!

 

本当の山頂はここから3分ほどのところにあるのですが、

とにかくおなか減ったのでここで昼食。

 

実は毎年9月の敬老の日の3連休に、この蓼科山頂ヒュッテで開催している

とあるものを楽しみにここまで登ってきたのです。

 

それはこれ!

秋の味覚の代表格、さんまです!!山の上で海の幸!笑

山小屋の方が注文を受けてから焼いてくれます。

 

どん!

これを楽しみに山頂までがんばってきたのです!今年初さんま!

とにかくうまい!!!!!!!

 

味噌汁も体にしみるし、ご飯も鍋で炊いたのかおこげもありました。

あーー幸せ。

 

他にもちゃんぽんやおでんとかもあったので、お昼ご飯持っていかなくてもOKですね。

 

蓼科山 山頂が広すぎる!

 

お昼ご飯を食べて、温かい紅茶でちょっとのんびりして、山頂まで数分歩きます。

山頂の碑がボロボロ笑

 

とここで、奇跡が起きました!

 

晴れたーーーーーーーーーー!!!

ずっと霧だったのに蓼科山の大きな特徴の1つ、

だだっ広い山頂が一気に見渡せました。

 

山の天気は変わりやすいです。今回はいい意味で。

 

写真にあるのはふもとの立科町内にある蓼科神社の奥宮です。

昔は山が信仰の対象となっていたのがわかりますね。

 

神社から撮った山頂の碑のあたりの写真が今回のお気に入りです。

 

そしてこれはふもとの立科町。一瞬雲が晴れてカメラに収めることができました。

 

でも雲もきれいでした。

 

予想外の雨の中歩いて、ハンガーノックになりながら登ってきた同行者は、

この景色を見ながらひと眠りしてました笑

 

そのくらい青空と雲がきれいで、風も心地よくて、広くて、最高の山頂ですね。

 

大河原峠までの下山と下山後のグルメ!

ここからはほぼノンストップで下りました。

蓼科山荘までの急な下りは浮石が多いので要注意です。

焦らずゆっくり下った方がいいです。

 

下りの道中でわたしが好きな立ち枯れにたくさん出会えました

やっぱり晴れは正義ですね笑

 

晴れたおかげで木漏れ日もきれいです。

あとはこんな森林帯の中をずーっと下っていくだけです。飽きるくらいに。笑

 

下りは1時間半程度で下ってきました。

そして下山後は温泉にはいっておいしいものを食べて帰るのが恒例です。

 

今回いった温泉はこちら。大河原峠から車で20分程度だったと思います。

www.city.chino.lg.jp

 

超充実!ってわけではないですが、きれいな入浴施設でした。

温泉というより普通のお湯な気がしましたが、、、

 

汗を流してさっぱりした後は、夕食です。

今回食べたのはこちら!

 

上諏訪にある丸一というお店です。

tabelog.com

 

わたしはヒレカツを食べました。ボリューム満点でとってもジューシーでした!

蓼科山登山の際はぜひ!

 

さらにせっかくなので長野っぽいものも食べたいということで、

茅野駅前のヤマザキショップで、大好物のおやきを買いました。

 

よく見かける縄文おやきってやつです。わたしの中ではおやきといったら野沢菜

野沢菜以外にもあんこやかぼじゃ、しめじなど色々ありました。

温めてくれるのでその場で食べられます。

 

これにて蓼科山登山は終わりです。

 

蓼科山はよく初心者向けと書かれていますが、

多少経験ある人じゃないと難しい気がします。

少なくとも経験者と一緒に行ったほうがいいかと。

 

そして行くなら、定番として紹介されているコースではなく、

双子池・天祥寺原経由のコースを絶対的にオススメします!!

 

もののけ姫の景色や、幻想的な秘境のような池を味わえるので、満足度はとても高いです。

 

また、当然ながら天気予報は事前に確認の上、勇気ある撤退も必要です。

今回空を見ていて午後晴れるという確信があったのと、

霧雨だったので決行しましたが、気を付けてくださいね。

 

それではまた!

 

 ↓同じく長野の焼岳もぜひ!

inatabi.hatenablog.com

 

 

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