【銚子観光】 銚子電鉄でめぐる絶景とレトロな街並み

f:id:inamasa22:20210607213731p:plain

 

5月末、友人と北陸旅に行く予定だったのですが、

緊急事態宣言延長ということで中止、、、

 

というわけで一人で、最新の注意を払いながら、

密を避けた旅ならまぁ大丈夫と思っているので、千葉県の銚子にいってきました!

 

初めての銚子でしたが、思っていた以上に超魅力的な街で、

正直びっくりしました。

 

太平洋を望む絶景、とってもおいしい海産物、そして何よりも銚子電鉄が作り出しているレトロでちょっと不思議だけどどこか心踊らせてくれる雰囲気。

 

前泊1日でいってきたのですが、1泊2日でいけばよかったと後悔しております。

 

そんな魅力的な街、銚子の観光スポットをご紹介します!

 

 

1.浜めし - 朝食はここで!そびえたつ海鮮丼

今回の旅は銚子電鉄を中心に巡っていきます。

まずは銚子駅です。

 

銚子電鉄 銚子観光 銚子駅

 

銚子電鉄といえば、経営危機をあらゆる面白い策を打って乗り越えてきたということで有名ですね。

 

さっそく銚子駅のこのかわいい駅舎の中にも情報過多なくらい、

銚子電鉄のいろんな広告がありました。

 

「電車をとめるな」という映画とか、

銚子電鉄が販売している「ぬれせんべい」や「まずい棒」などなど、

本当に鉄道会社なのか?というくらいクスッとくる企画がたくさんあります。

 

広告を見てるだけで楽しい笑

 

そして電車がやってきて乗り込んだところ、内装がまた魅力的!

まだ早朝ということで乗客も全然いなかったので、写真をぱしゃり。

銚子電鉄 銚子観光 銚子駅

 

この赤いシートが、なんともレトロな感じでいいんですよねー

ちなみに奥の車両は、これまた岩下の新生姜とのタイアップで、

ピンクの風船やぬいぐるみが大量に装飾されています笑

 

ここに普通に学生とか通勤客が乗ってると思うとおもしろいですね。

 

電車が発車してしばらくすると、にこやかな車掌さんが運賃を回収しにきました。

行き先を伝えると金額を教えてくれて現金で支払いをします。

 

この令和の時代にそぐわないアナログな感じがまじで最高です。 

 

さて早速本題から外れてしまいましたが、

まず向かうは銚子駅から二駅観音駅から歩いていける「浜めし」です。

ここの名物海鮮丼を食べにいきます!

 

がたごと揺られてすぐに観音駅に到着。

観音駅もミニチュアな感じで素敵な駅舎です。

銚子電鉄 銚子観光 観音駅

 

各駅、あだ名みたいなのがついていました。

観音駅は「金太郎ホーム」。

由来は謎ですが、駅の命名権を販売した過去があるらしく、それですかねー。

というか駅の命名権を売るとは、これまた斬新な発想!

さすが銚子電鉄

銚子電鉄 銚子観光 観音駅

 

観音駅から10分程度歩くと浜めしに到着です!

銚子電鉄 銚子観光 浜めし

 

開店前についたのにすでに行列笑

人気店ですね。

 

浜めしの名物は「五色丼」です。

それがこちら!

銚子電鉄 銚子観光 浜めし

 

そびえたってる!笑笑

どうやって食べ始めるか20秒間くらい丼ぶりを回しながら考えてしまいました。

 

乗っているものは、はまち・まぐろ・いか・いくら・ほたてです。

どのネタもとってもおいしく、特に個人的にはいかが甘くてはごたえあっておいしかったですねー。

 

このボリュームと味、満足度は超高いです。

他にもいわしフライ付きのどんぶりや煮付けとかもあっておいしそうでした。

 

銚子で朝ごはん食べるならここで決まりですね!

 

tabelog.com

 

2.柏屋 - ぬれせん発祥の店で食べる賞味期限58秒のせんべい!?

浜めしで朝食を食べてお腹いっぱい!

ではあるんですが、歩いてすぐのところにある「柏屋」にも絶対寄るべき!

 

銚子は醤油醸造の街としても有名です。

そんな醤油を活かすような形でせんべい屋さんがたくさんあります。

 

そして、醤油がしみた柔らかいぬれせんべいは、なんと銚子が発祥なんです。

具体的には「柏屋」というお店で作られ始めたそうです。

 

銚子にきてせんべいを食べないわけにはいかないですし、

ぬれせんべい発祥の店と言われるとそりゃいきますよね。

 

柏屋は住宅街の中に突然現れます。

銚子電鉄 銚子観光 観音駅

 

この老舗感ある店構え、ちょっと入りづらいですね笑

中は撮影禁止だったんですが、1枚1枚せんべいを焼いている光景が見えます。

香ばしい匂いが漂ってました。

 

この柏屋さんで当然ぬれせんべいをお土産として買うんですが、

一緒に買って欲しいのが「ゆげたち」というおせんべいです。

 

これ何かっていうと、焼きたて熱々のおせんべいを醤油がはいったツボに、

ずぼっとつけてそのまま袋にいれて渡されるアッツアツのおせんべいです。

銚子電鉄 銚子観光 観音駅

 

賞味期限は58秒らしく、熱いうちに食べましょうってことだと思うんですが、

熱すぎて持てない笑

 

がんばって食べてみると、おいしい!!!

熱々だし、お米の味もしっかりして、そして醤油が液体の状態ということもあって、

ストレートに香りががつんときます。

でも別に塩辛すぎずいい感じの塩梅。

 

他になかなかない「ゆげだち」、ぜひ味わいましょう!

tabelog.com

 

柏屋からまた銚子電鉄の駅に戻ります。

せっかくなので先ほど降りた観音駅の次の駅本銚子駅までいきます。

 

歩いて10分くらいです。

本銚子駅は味がある駅舎です。

銚子電鉄 銚子観光 本銚子駅

 

ちょっと大正感漂う雰囲気でいい感じ。

本銚子駅の魅力は駅舎だけじゃなくて、ホームから見える線路がファンタジーな世界観で高まりました。

この単線が木々のトンネルを抜けていく感じ、好きですねー!

銚子電鉄 銚子観光 本銚子駅

 

3.犬吠埼灯台/君ヶ浜 - 銚子のシンボル!青い海に映える白い灯台

本銚子駅で乗って次なる目的地は銚子のシンボル犬吠埼灯台です。

犬吠埼灯台自体の最寄駅は「犬吠駅」があるんですが、

犬吠埼の隣にある「君ヶ浜」というきれいな砂浜にまず向かうため、

君ヶ浜駅で降ります。

 

君ヶ浜は打って変わって、アメリカのリゾート地のような、だけども少し寂れてる、

こちらもなんとも味がある雰囲気で個人的には結構好きです。

銚子電鉄 銚子観光 君ヶ浜

銚子電鉄 銚子観光 君ヶ浜


この駅から歩いて10分しない程度で君ヶ浜に到着です!

 

広いですねーーーーー!

銚子電鉄 銚子観光 君ヶ浜

 

言ってしまえば普通の砂浜なんですが、周りにあまり建物がないのは魅力的です。

砂浜の反対側には森がひろがっていて、自然豊かです。

 

少し海を見ながらぼーっとして、続いて向かうは君ヶ浜の脇にそびえ立つ「犬吠埼灯台」です。

 

犬吠埼灯台は、日本の中でも数少ない上まで登れる灯台で、

この君ヶ浜を上から眺めることができる最高のスポットです。

 

灯台を訪れる旅に思いますが、青い空に白い灯台ってなんでこんなに美しいんでしょうか、、

大好きな風景です。

銚子電鉄 銚子観光 犬吠埼

 

灯台の横には、資料館や灯台の関連施設も見学できるようになっていて、

そちらも興味深くて結構おもしろいです。

入場料300円がかかるのですが、そのくらい払う価値は十分あるかなと!

 

さてさて、灯台の中にはいると99段の螺旋階段があります。

銚子電鉄 銚子観光 犬吠埼

 

登っていくと、、、

この景色!!!!!

銚子電鉄 銚子観光 犬吠埼

 

先ほど見た君ヶ浜がより美しく見えました!!

しかも高いところにいるだけあって、風がきもちいい!

 

いつまでも風を浴びながらこの景色を味わいたい、、、

後ろ髪を引かれながら降りました笑

 

さすが銚子のシンボルですね!

 

犬吠埼灯台だけではありません。

犬吠テラステラスという商業施設があってここは楽しいので寄ってみることをおすすめします!

(なぜテラスを繰り返しているのでしょう、、?)

 

銚子電鉄 銚子観光 犬吠埼

 

中には銚子で撮れた野菜や農作物が売っていたり、普通のお土産屋さんもあります。

そしておいしそうなパン屋さんやちょっとしたカフェや

展望テラスではハンモックに寝そべりながら太平洋を眺めることもできます。

 

結構楽しい感じです!

 

銚子電鉄 銚子観光 犬吠埼

こんな灯台のオブジェも。

 

4.島武水産 - ドデカネタ回転寿司ランチ

 

犬吠埼灯台の次は、ランチタイムです。

正直朝いっぱい食べたのでそこまでお腹減っていませんでしたが、

犬吠埼近くに寄りたいランチスポットがあったので、このタイミングで。

 

「島武水産」というお店で、名前の通り海鮮系で、

銚子電鉄犬吠駅からすぐのところにあります。

 

犬吠埼からだと歩いて10分くらいですかね。

銚子電鉄 銚子観光 島武

 

ここの特徴は、お店が中で2つに別れていて普通の定食屋さんか回転寿司かを選ぶようになっています。

 

定食屋さんの方だと刺身定食や煮付け、焼き魚などが食べられるそうです。

今回は回転寿司にしました!

 

なぜかっていうとネタがめちゃでかくて味わってみたかったという理由です!

それがこちら!

銚子電鉄 銚子観光 島武


どれも大きい!!

しかもだいたい330円なんで、普通のよくある回転寿司と同じくらいのお値段です。

これはお安い。

 

今回は銚子で水揚げされるいわしや鯖、金目鯛などを食べましたが、

味もどれもおいしかったです。

 

特にいわしは油も乗っていていい感じでした。

 

そしてもう1つ食べたかったものが!

それがこちら。

銚子電鉄 銚子観光 島武

 

これなんと伊達巻なんです!

お正月にでてくる卵料理です。

 

この伊達巻、銚子独自のもので、銚子のお寿司屋さんでなら食べられるらしく、

何が違うかというと、よくある伊達巻は魚のすり身を混ぜ込んでいますが、

銚子のは卵だけ。

 

ぷるんぷるんで、食事用に寄せたプリンみたいな味です。

なんせ別名「漁夫のプリン」らしいですから笑

 

これがねー、めちゃおいしいんですよ!

噂には聞いたことありましたが、実際どうなんだと思ってましたが、

お取り寄せしたいレベル、、

 

来年のお正月からこれにしてくれないかな笑

 

というわけでランチを済ませて銚子電鉄犬吠駅に向かいます

今度はまるでテーマパークの入り口のような駅舎!

本当に一駅一駅個性があってめちゃくちゃおもしろいです。

銚子電鉄 銚子観光 犬吠駅

 

駅舎の中には、銚子電鉄のお土産さんがありました。

 

5.外川駅 - ワクワクがとまらない昭和の駅

犬吠駅の次の駅、外川駅銚子電鉄の終点。

ちょうどいい時間に電車がなかったので歩いていくことにしました。

 

結構すぐ着きます。

 

外川駅の魅力は、この昭和感あるふれる駅舎!!

銚子の町自体が結構レトロな雰囲気がでてるのですが、

この外川駅がまさにその真骨頂のような雰囲気。

銚子電鉄 銚子観光 外川駅

 

駅舎の中もしっかりつくりこまれております。

この雰囲気、サイコーです。

銚子電鉄 銚子観光 外川駅

 

外川駅の駅舎の隣には、銚子電鉄の昔の車両が展示されています。

銚子電鉄 銚子観光 外川駅

 

中にもはいれます。

いやーー、いいっすねーー、この扇風機と木の板の床。

銚子電鉄 銚子観光 外川駅

 

外川駅だけ一気に空気感が変わります。

 

駅周辺もとっても魅力的です。

海沿いの田舎町って感じで流れる時間がとってもゆっくりです。

銚子電鉄 銚子観光 外川駅

 

外川のエリアにはおいしい海鮮を提供している定食屋さんなんかもあるので、

結構おすすめです!

もっと散策したかった。

 

6.地球の丸く見える展望館 - 銚子が一望!絶景展望台

続いて向かったのは、外川駅犬吠駅から歩いていける「地球の丸く見える展望館」です

銚子市が一望できる360度の展望がある施設です!

 

銚子電鉄 銚子観光 地球が丸く見える展望館

 

入場料420円をはらって入館します。

中には銚子の自然環境に関する展示がされています。

軽く見学した後、屋上の展望台へ!

銚子電鉄 銚子観光 地球が丸く見える展望館

 

西半分をパノラマ撮影!

かなり遠くまで見渡せますねーー

 

東側は犬吠埼はもちろん、水平線まできれいにみえます。

地球が丸く見えるとはことことですねー

銚子電鉄 銚子観光 地球が丸く見える展望館

 

南西方向には次の目的地、屏風ヶ浦や遠くの方にはたくさんの風力発電所が見えます!

銚子電鉄 銚子観光 地球が丸く見える展望館

 

南側には洋上風力が!銚子にあるのは知ってましたが意外と近いんですね

銚子電鉄 銚子観光 地球が丸く見える展望館

 

銚子の街をもっと知っていたら、あそこに○○が!みたいな感じでもっと楽しめるんだろうなあと思いました。

 

とにかく眺望がよくて、気持ちいい展望台です。

 

7.屏風ヶ浦 - 断崖絶壁と青い太平洋に圧倒!

最後はこの日一番楽しみにしていた場所屏風ヶ浦に向かいます。

 

屏風ヶ浦は海沿いの断崖絶壁を下から眺めながら歩ける遊歩道で、

地球の丸く見える展望館から歩いて30分くらいです。

 

なんですが、、

どうやら東日本大震災のときに、遊歩道が破壊されたまま、

一部しか遊歩道は修復されていないということで遊歩道には向かわず、

もっと迫力のあるスポットまでいきました!

 

下の地図の屏風ヶ浦遊歩道無料駐車場とあるところが、ちゃんと整備された場所で、

今回いったのは、赤いピンを立てた辺にある秘密の場所です。

 

駐車場はなく、看板も何もないです。

ここに寄る人が路駐しているので、それが印となって自分もわかりました笑

 

ここの景色、まじですごいっす。

日本じゃないみたい。

 

ガードレールが少し開いていて、そこからこんなコンクリの道が伸びています。

銚子観光 屏風ヶ浦

 

海沿いまでいく道と、横の土の山に登る道があって、

まずは土の山に登りました。

 

そこからの景色がこちら!!

銚子観光 屏風ヶ浦

銚子観光 屏風ヶ浦

 

すごくないですか?このド迫力!!

ほんと日本離れした景色です。

この細い道を昔は歩けたらしいです。

 

これは歩いてみたかったなーーー

 

続いて下の道にいくと、この崖を下から見上げることができます。

これがまたすごい。

 

銚子観光 屏風ヶ浦

銚子観光 屏風ヶ浦

 

思わずうわーーーーって心の中で言ってしまいながら見上げてしまう断崖絶壁。

 

この崖の高さに圧倒されるし、

地学の教科書に載ってるようなきれいな地層が見えます。

 

波荒い日は結構この場所も怖いんだろうなぁと思います。

 

ちなみに夕日スポットとしても有名なようなので、次は夕日を眺めにいきたいです。

ここは、今日一の感動があったので銚子観光には外せない!

 

8.銚子セレクト市場 - おやつは醤油ソフトで決まり

さてさて、行きたいところも行けたので銚子駅に戻っておやつを食べて帰ります。

銚子駅から歩いてすぐの「銚子セレクト市場」へ!

 

銚子観光 銚子セレクト市場

 

銚子のお土産ならここになんでもあります!

銚子電鉄系のやつもだいたいあったと思います。

 

ここにきたら食べるべきものは1つ!

それは醤油ソフト!

銚子観光 銚子セレクト市場

 

見た目はコーヒー味かな?という感じですが、しっかり醤油ソフトです笑

 

さすが醤油の街、銚子!

おいしいかどうかしらんけど、興味本位で買ってみましたが、意外とおいしい!

醤油から塩抜いて超ミルキーにした感じ。

 

これはうまい!!!とまでは正直いきませんが、全然イケます。

ま、せっかく銚子にきたわけですから、これはおすすめですね!

 

そして、銚子電鉄応援のために、銚子電鉄の濡れせんべいも買いました!

銚子観光 銚子セレクト市場

 

こちらは利根川を眺めながらお茶と一緒にいただきます。

普通においしい!

銚子電鉄は今鉄道より、ぬれせんべいの方が売上高いらしいですね笑

ほんと魅力的な鉄道会社だなぁと。

 

利根川と橋と西日の組み合わせもいい感じでした。

 

 

というわけで銚子観光は終わりです。

今回は日帰りでしたが、まだまだ銚子の魅力はたくさんあるので、

1泊2日でいきたかったなー。

 

 

↓いきたいと思ったらクリックお願いします!

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村

プライバシーポリシー