【道南ドライブ】 函館だけで終わらせない! 道南の隠れた魅力をめぐる旅 [その1]

 

2022年のGWは道南ドライブにいってきました!

「道南」と言われても、ピンとこない人もいるかと思いますが、

超ざっくり函館らへんのエリアのことを言います。

 

「え?函館以外なんかあるの?」と思った方、めちゃもったいないです!!!

 

函館以外の道南は、正直そこまで観光客が多いわけではないのですが、

だからこそ大自然を堪能でき、そしておいしいものもたくさんあります。

 

というわけで今回は函館はほどほどに、函館以外の道南をメインに巡ってきました。

 

 

ぶっちゃけそんなに観光スポットがあるわけではなく、

各市町村ごとにつまみ食いのような形になってしまいましたが、

ご紹介していきたいと思います!

 

2日間かけて道南をめぐったので2回に分けてご紹介していきます。

今回は1日目、スタートの八雲町から木古内町までです。

 

【八雲町】 日本唯一 日本海と太平洋に挟まれた街が生み出したグルメ

今回の旅のスタートは八雲町です。

正確にいうと札幌なんですが、札幌からちょいちょい寄り道しながら八雲まできました。

 

八雲町は、道南エリア渡島半島の付け根の部分にある町です。

 

地図をみてわかる通り、日本で唯一日本海と太平洋に接してる町なんです。

そんな八雲町には、この2つの海に接しているということから生まれた

B級グルメがあるので、それをご紹介します。

 

それが食べられるのは八雲町内に何店舗かあるんですが、今回訪れたのはこちら。

八雲駅前にある「まるみ食堂」です。

八雲町 二見カレー

 

地元の食堂感あるのですが、とても入りやすいお店でした!

はい、そしてここで食べられる八雲町のB級グルメがこちら!!

 

八雲町 二海カレー

 

その名も「二海カレー」(ふたみカレー)です。

この「二海」は当然太平洋と日本海のことであり、

太平洋でとれるホタテと日本海でとれるタコを使用して、かつ八雲の牛乳をベースにしたホワイトカレー

これが二海カレーの定義だそうです。

 

今回タコの不漁で、残念ながら具はホタテのみだったんですが、

このカレー、めっちゃくちゃおいしい!!!!

 

よく観光地であるような適当なカレーじゃなくて、超本格的!

見た目の通り、牛乳のまろやかさもありながら、スパイシーさもしっかり共存しています。

さらにそこにホタテの出汁も加わってて最高においしいです。

 

まるみ食堂ふくめ、町内3店舗でそれぞれ独自の形で二海カレーを提供されているらしいです。

 

▼詳細はこちら

八雲町ご当地グルメ「二海カレー」((一社)八雲観光物産協会)|東北の観光スポットを探す | 旅東北 - 東北の観光・旅行情報サイト

 

道南旅でなくとも函館から室蘭・苫小牧方面に電車で行く方も、

ぜひ途中下車して食べて欲しい!

 

そんな絶品カレーのご紹介でした。

 

tabelog.com

 

乙部町日本海が生み出した絶壁と奇岩の絶景!

八雲町の次は、日本海側に出て八雲町の南、乙部町にいきました。

乙部

 

乙部町といったらここ!というスポットがあります。

(逆に他はあまりないかも、、)

 

それは「くぐり岩」と「シラフラ」です。

ほぼ同じ場所にあるんですが、どちらも海岸にあるスポットです。

 

まずくぐり岩。こちらです!

乙部町 くぐり岩

 

海岸沿いの岸壁に空いた穴。

 

乙部町 くぐり岩

 

大人が少し屈んだら通れるくらいの大きな穴です。

とりあえずくぐりたいですよね笑

 

ちなみにこれだけです笑

 

注目してほしいのは、この穴よりその奥に見える雪被った山ですよ!

写真だとわかりづらいですがとってもきれい!

 

どうやら八雲町の山並みのようですが、これは5月にいったからこその絶景ですね。

 

もうちょっとわかりやすく、乙部町の道の駅からの写真です。

絶景!!!!

乙部町

 

そういう意味だと道の駅も絶景スポットとして訪れるべきところかもしれません。

 

続いてはくぐり岩からそのまま海岸沿いを歩いていける「シラフラ」です。

シラフラってなんだよって話ですが、アイヌ語で「白い傾斜地」という意味らしいです。

 

このシラフラは絶景です!!

 

すごくないすか?

アイヌ語の通り、白い絶壁がずっと続いています。

乙部町 シラフラ

 

上から眺められるスポットもあります。

乙部町 シラフラ

 

切り立った白い崖の下にちょっとだけ砂浜。

なかなか面白い地形です。

そしてこのずっと続く陸地と海、北海道のスケールのでかさも感じられます。

 

プチスポットですが、中々いいところです。

 

乙部町は以上です!笑

 

厚沢部町メークイン発祥の地で食べる絶品コロッケ

続いては、厚沢部町(あっさぶ)です。

厚沢部

厚沢部町、もうちょっと深ぶりしたかったんですが、いったのは道の駅だけ、、笑

 

でもその道の駅に売ってるコロッケが絶品でした!!!

 

というのも厚沢部町メークイン発祥の地です。

世界一大きいコロッケをつくるイベントも開催されているくらい厚沢部といったらメークイン

 

なので道の駅でもそのメークインを使ったコロッケが売られてます。

 

厚沢部 コロッケ



これめちゃくちゃおいしいんすよ。

ジャガイモの甘みももちろんだし、ごろっと豚ひき肉がたくさんはいってて

肉の旨味も広がります。

 

このためだけにルートを外れて厚沢部の道の駅にきてよかった。

 

厚沢部の紹介も以上です!笑

 

江差町】 歴史のロマンを感じる町散歩

厚沢部の次は江差町です。

江差は道南の中でも、観光スポットが多い町です。

函館観光ついでに、足を運ぶ価値も十分あります!

 

というわけで江差町については少し分厚めにご紹介します。

【開陽丸】 幕末を感じる、榎本武揚が乗った軍艦

まず江差町のシンボルであり一番目立つ存在、それが開陽丸です。

江差町 開陽丸

 

開陽丸は、戊辰戦争の時に幕府軍榎本武揚が使用していた船で、

江差町座礁してしまった後、引き揚げられて資料館として保存されています。

 

とりえずまず外観がかっこいいっすよね!!

 

早速中に入っていきましょー

 

中は戊辰戦争の様子やそのときの道南の様子の資料がたっくさん展示されています。

 

そして何よりかっこいいのがこの大砲たちです。

江差町 開陽丸

 

漆黒の塊、かっこいいすねー

海にむけて打ってみたい!

 

あとは実際に積まれてた大砲の玉も展示されてました。

こんなに残ってるのにまずびっくりだし、こんなの飛んできたらそりゃ死にますわって感情になりました笑

江差町 開陽丸

 

そしてデッキにも上がることができます!

江差町 開陽丸

 

ポストかっこいいなー

ここに帆がかかったら、きっと大興奮してます笑

 

のどかな町に突如として現れる軍艦、とても勉強になるし楽しかったです!

 

【かもめ島】 風が気持ちい江差の散歩道

開陽丸に並ぶ江差のシンボル、それはかもめ島です。

この左に突き出たやつです。

江差 かもめ島

 

開陽丸もこのかもめ島の付け根にあるので、

開陽丸行った後そのままかもめ島をお散歩するのがちょうどいいですね!

 

かもめ島の入り口には真っ赤な鳥居と小さなボート。

なんかすっごい絵になる風景です笑

江差 かもめ島

 

この鳥居の横にある階段を登っていくと、お散歩コースがあって島を横断できます。

 

まず階段を登ったところには白くてきれいな灯台が!

江差 かもめ島

 

その先には海が広がっていて乙部町からも見えた八雲の山の絶景が見えます!

江差 かもめ島

 

反対側をみると島の先端が見えます。あそこまで歩いていけます。

江差 かもめ島

 

かもめ島からみた江差の街並み。

開陽丸、映えますね!

江差 かもめ島

 

冒険感ある遊歩道!海もきれい〜!

江差 かもめ島

 

先端がみえてきました!戊辰戦争のとき、ここには砲台があったらしいです。

江差 かもめ島

 

こんな感じでちょっとしたお散歩ができる素敵な小さな島でございました。

 

【いにしえ街道】 明治時代にタイムスリップ! 大繁栄した江差の面影

江差のもう1つの象徴がいにしえ街道です。

江差は江戸時代から明治時代までニシン漁で大きく栄えた町です。

それ故、いわゆるニシン御殿や問屋や蔵など歴史的建造物が立ち並んでいたらしく、

その景観を残しているんです。

 

いにしえ街道は、開陽丸から歩いて5分くらいのところからスタートして2kmくらい続きます。

 

こんな雰囲気の建物が並びます。

江差 いにしえ街道

江差 いにしえ街道

 

素敵な街並みですねー!

こんな素敵な旧家の中を見学できる場所もありましたー

江差

 

お店だけでなく、今も誰かが住んでそうな民家もありました。

 

江差 いにしえ街道

 

ただぶらぶらお散歩するだけでワクワクする道です!

ちなみにこのいにしえ街道にある小林ミルクパーラーのソフトクリームが絶品です。

濃厚ではあるんだけど甘さは控えめでとってもおいしいソフトクリームでした!

江差 いにしえ街道

 

上ノ国町】 海沿いドライブが気持ちいい静かな町

続いては上ノ国町です。

上ノ国町は中世の史跡がたくさんある町らしく、歴史好きからするととても魅力的な町です。

今回はあまりそこには寄れず、道の駅でランチするために寄りました!

上ノ国もんじゅ】 絶品!日本海を眺めがら食べるてっくい丼ランチ

上ノ国の道の駅「もんじゅ」には絶景レストランの絶品ランチがあります!

それがこちら。

 

てっくい丼です!!

上ノ国町 もんじゅ

 

てっくいとはヒラメのことらしく、この辺の特産品とのこと。

このてっくい丼はヒラメ漬け丼でした。

 

もともとヒラメのお刺身は大好物で、

この丼も例に漏れずコリコリとしたちょっと固めの食感がおいしかったです!

 

しかもこのレストラン、絶景なんです!

目線を前にもっていくと、、、

上ノ国 もんじゅ

 

この青い海と青い空!

めちゃくちゃ気持ちいいーーーー!

 

この景色を見ながら食べるてっくい丼ランチがもうほんと最高でした。

 

【神の道】 自然のロマンを感じる海沿い遊歩道

ご飯食べたあとは、道の駅の奥にあるちょっとした遊歩道にいきます。

その名も神の道

上ノ国 神の道

 

これはいくっきゃないでしょ。

海の方に道が伸びています。

 

これは岩場につづいているのか、、?

上ノ国 神の道

 

この階段を降りたところの神の道の理由がありました。

上ノ国 神の道

上ノ国 神の道

 

あんなところに鳥居が!!

どうやら沖合からこの岩を通って龍が登っていったというような伝説があるそうです。

 

とりあえずこの海沿いにある岸壁の上にある渋めの鳥居がかっこいい。

 

松前町】 北海道唯一の城下町で桜と城に感動

上ノ国町の次は、北海道唯一の城下町松前です。

松前町は聞き馴染みなくても松前城といえば、聞いたことあるのではないでしょうか。

 

北海道は江戸時代まではアイヌ文化でしたので、いわゆる日本の城郭は松前町にある松前城のみなんです。

 

そんな松前城は桜が有名で、GWの時期にちょうど桜のピークを迎えるということで、

GWに人気のスポットです。

 

松前の道の駅から歩いていくと立派な門に辿り着き、早速城が現れました!

松前城 桜

 


桜の若干ピークは過ぎてしまったようですが、

お堀と桜と城の風景はこれぞ日本という感じです。

 

近づくと思ってたより小さかったけど、白く塗られたきれいなお城でした!

松前城 桜

 

城の中に入ることができて天守閣いけるっぽかったんですが、時間の関係でナシ、、

資料館にもなってるらしいので歴史好きはぜひ!

 

そして桜の名所と言われるんですから、こんなもんじゃありません。

桜の木が大量に植えられたお庭があるんです。

 

 

松前城 桜

 

ピークが過ぎていたが故、若干残念ではありましたが、中はこんな感じです!

松前城 左kルア

松前城 桜

松前城 桜

松前城 桜

 

すごくないですか!?

満開だったら、それはそれは美しいんでしょう!!

 

しかも何がすごいって、ソメイヨシノがたくさん植っているわけではなく、

ものすごい種類の桜が植っているんです。

 

おそらくそれもあって、葉桜もある一方でまだ満開の桜もあったんだと思います。

 

松前城を後にして函館方面へ進んでいくわけですが、

その途中にもう1箇所立ち寄るべき場所があります。

 

それがこちら!白神岬です。

松前 白神岬

 

北海道最南端の岬です。

ちょっとだけ車を停めてみてください。

ちなみに向こうにうっすらと見えるのが青森県津軽半島の竜飛崎です。

 

ここから見える海、とっても広くてきれいなんです〜

松前 白神岬

 

【福島町】 超大規模プロジェクト 青函トンネルの完成秘話とは

さてさて今日の目的地は木古内のホテルなんですが、

木古内まであと2自治体です。

 

やってきたのは福島町

福島町といえば、青函トンネルです。

完成当時は世界最長の交通用トンネルだったそうで、しかも長距離海底を通すということで、

超一大プロジェクトだったんです。

 

そんな青函トンネルの完成までのストーリを学べるのが福島町の青函トンネル記念館です。

福島町 青函トンネル記念館

 

中では、トンネル工事に使用した機材や技術のお話、完成秘話などをまとめた動画などが展示されています。

 

結構ドラマがあって感動ものです。

このプロジェクトに携わっていたら、もうその後の人生どんだけ語っても語り飽きないんだろうなと思います。

 

知内町北海道新幹線の迫力を味わう!

本日のゴールの木古内町に向けて最後の町、知内町に到着です!

知内町は、道の駅に寄っただけなんですが、知内の道の駅が他では絶対に味わえない魅力があったのでご紹介します。

 

こちらが知内の道の駅です。

売店はめちゃくちゃ小さいし、とくにレストランもないんですが、

この左の建物に注目です!

知内 道の駅

 

このでかい建物一番上まで登れるんですが、一番上からの景色をご覧ください!

知内 道の駅

 

北海道新幹線の線路です!

知内は青函トンネルの出口があって、長いトンネルを抜けてきた新幹線の姿を

この角度から拝めるのがこの道の駅の魅力です。

 

そんなに運行本数が多いわけではないので、簡単に見られるわけではないんですが、

鉄道好きは立ち寄り必須でしょう。

 

そして知内の道の駅の隣にはこじんまりとしたパン屋があります。

道産小麦と知内産米粉を使用したパンをたくさん売ってます!

 

せっかくなので2つ購入。

バターロールとアンパンです。

知内 道の駅

 

どっちももちもちな生地で小麦の香りが強くて、とってもおいしかったー!

あすなろパン工房 しりうち|北海道知内町

 

パンを食べながら北海道新幹線を待つのもアリですね!

 

 

はい、というわけで道南・渡島半島日本海側をつまみぐいしながら、この日のゴール木古内に到着しました!

なぜここに新幹線の駅?というのでお馴染みの木古内です。

道内だと札幌近郊、旭川、帯広、苫小牧、函館くらいでしか見れない立派な駅舎です。

木古内役

 

閉店時間にたどり着けなかったんですが、木古内の道の駅はかなり人気の道の駅なので、

ぜひ立ち寄ってみてください!

 

次は渡島半島の東側、北斗・七飯・森・鹿部の観光スポットをご紹介していきますー

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